南海放送

16日行われた、明治安田Jリーグ。J2愛媛とJ3今治がともにホームで上位チームを破って順位を上げています。 J2・10位の愛媛FC。前回W杯でも活躍したGK・権田ら、リーグトップクラスの戦力を誇る、首位・清水エスパルスをホームに迎えました。 先手を取ったのは愛媛。前半8分、最終ラインからつないだボールを尾崎が技ありのスルーパス。これを窪田が、こちらも技ありのループシュート。愛媛が先制に成功すると、後半14分には、右サイド・パク・ゴヌのお折り返しを、曽田。J2初ゴールで相手を突き放します。 さらに試合終了間際の後半45分、浜下が前に出ていた相手キーパーを見逃さず、この位置からスーパーミドル！ 首位・清水を相手に完封勝利を挙げた愛媛FC。今季2度目の連勝で9位に浮上です。 続いてJ3。10位の今治は、5位の相模原と対戦。先制したのは今治。前半40分、ロングスローからのこぼれ球を、近藤が強烈なミドルシュート。1-0で試合を折り返します。 しかし後半3分、パスがずれた所を相手に奪われ同点弾を許すいやな展開。この悪い流れを断ち切ったのは、頼れるエースでした。後半17分、シュートのこぼれ球に反応したマルクス・ヴィニシウス！再びリードを奪う今シーズン7ゴール目を決めます。 このリードを守り切った今治。およそ3か月ぶり、アシさととなっての初の勝利で8位浮上です。