坂本花織、連覇ならずも「今できること90%くらい。それなりに満足」SP4位から巻き返し銅メダル
◆フィギュアスケート ▽GPファイナル 最終日(7日、フランス・グルノーブル) 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位で前回女王の坂本花織(シスメックス)は、137・15点、合計201・13点で銅メダルだった。 SPでは首位と6点以上の4位とまさかの出遅れ。フリーでは冒頭から坂本らしいダイナミックなジャンプを決め、SPで転倒した連続ジャンプも降りた。演技後は会場からスタンディングオーベージョンがわき起こった。手を組み祈るように待った得点を見ると「そやろなあ・・・」とつぶやき、結果をしっかりと受け入れた。 試合後の記者会見に出席した坂本は「今日の出来は、今自分ができること90%くらいできたので、それなりに満足はしている。SPでミスしてしまったのが点数に響いたので、ミスなくまとめるのが大事なんだなっていうのを今日、改めて点数見て感じた」と語った。 次は20日開幕の全日本選手権(大阪)。今大会の課題を短期間で修正し、4連覇を目指していく。
報知新聞社