通気抜群なのに寒くない。特殊素材でできたランニング用アウターはここがすごい
ほんとうにいいものを長く着たいから。 おすすめします、Teton Bros.(ティートンブロス)のランニング用プルオーバー「WS Breath Runner」。こちらは女性の骨格に合わせたパターンを採用したもので、機能的には同一のメンズウェア「Run with Octa」もあります。 【全画像をみる】通気抜群なのに寒くない。特殊素材でできたランニング用アウターはここがすごい わたしがランニングにWS Breath Runnerを愛用している理由は、通気性のよさ・遮熱性の高さ・軽さの三拍子が揃っているため。ムレないし、あたたかいんです。 機能性をとことん追求しているのに加え、デザインとカラーも秀逸で、もはやWS Breath Runner以上のランニングウェアには出会えないかも?とまで思っています。
ムレないことはなぜ正義なのか
外の気温が低い季節は、それなりにあたたかいウェアに身を包んでランニングをしますよね。しかし、いったん走り始めて体が温まってくると、ウェアの内側に熱と湿度がこもって不快になりがち…。 しかも、体の熱をウェアの外へうまく逃してやらないと、ランニング後に汗冷えしかねないので注意が必要です。せっかく健康維持のためにランニングをしているのに、汗冷えが祟って体調を崩してしまっては本末転倒ですし。
素材にワザあり
そんなランニングにおける悩みを解決してくれるのが、WS Breath Runnerなんです。 山好きを中心に人気を集める日本発のアウトドアブランドTeton Bros.の強みは、なんといっても素材力。東レや帝人などの大手素材メーカーと共同し、使用する用途に合わせて最適な環境を提供できるよう、これまで様々なオリジナル素材を開発してきています。 素材ありきで製品を開発しているので、代表作「Tsurugi Jacket」には4年もかけてフィールドテストを行い、改良を重ねていったそう。妥協せず、とにかく良いプロダクトを世に出したい!という真摯な思いが伝わってきます。
特殊な形状の糸
そのTsurugi Jacketのデザインを継承しているWS Breath Runner。「Octa」という特殊なポリエステル素材を使用しています。 Teton Bros.によれば、Octaのポリエステル繊維は中心が空洞になっていて、そこから8本の突起が放射線状に延びている、まるでちくわぶみたいな形状をしているそう。このユニークな形状のおかげで、同じ太さのポリエステル繊維に比べて半分ほどの重さしかなく、通気性・速乾性に優れているのだとか。 さらに、突起と突起の隙間、そして中空部分に空気を溜めこんでおけるため、遮熱効果が高く、保温性バツグンときています。 これらの特徴相まって、運動中に適度な保温性を維持しながらも熱を溜めこむことがないからこそ、Octaを使用したウェアは「暑くも寒くもない」ぐらいの適温に保つことができるそうなんです。 また、マイクロプラスチックファイバーの抜け落ちが極めて少なく、環境への負荷が軽減されているのも嬉しいポイントです。