ソシエダ守護神レミーロ、レアル戦に意気込む「『今のチームは最悪』と思っている人たちには嫌な試合。でも僕にとってはチャンスだ」 | ラ・リーガ
レアル・ソシエダGKアレックス・レミーロが、14日に行われるラ・リーガ第5節、本拠地レアレ・アレナでのレアル・マドリード戦に向けて意気込みを示した。 DFロビン・ル・ノルマンがアトレティコ、MFミケル・メリーノがアーセナルに移籍し、さらに負傷者も続出しているソシエダは、ラ・リーガ第4節までの成績が1勝1分け2敗と低調なスタートを切った。だが11日に会見に出席したレミーロは、ここから状況を変えていく意欲を示している。 「確かに、僕たちは認められるようなプレーを見せていない。チーム内でも話し合っているし、修正を試みているよ。今後待ち受ける挑戦のためにも、最高の僕たちを引き出さなくてはいけない」 「調子を上げていくために、レアル・マドリードは良い相手ではない? 悲観的な人たち、僕たちが最悪なチーム状態と考えている人たちとってはそうだろうね。だけど、状況を逆転させるチャンスだと考えている人たちにとっては違う。僕は良い試合をして、勝利をつかむチャンスだって考えているよ」 「ポジティブになれる理由はある。このチームにいる25選手こそ、僕たちがかつての姿を見せられるという理由だよ。チームが良い状態か悪い状態か、それを誰よりも感じているのは僕たちにほかならない。良い状態だったらプレーを楽しめているし、うまくいかなければうんざりしてしまう。それでも今のチームは、かつての僕たちとそこまで離れてはいない」 レミーロはその一方で、新加入のアイスランド代表オーリ・オスカールソンについても言及。FWウマル・サディクと並び、クラブ史上最高額の移籍金2000万ユーロで加わった同選手が、素晴らしいポテンシャルを有する選手と証言している。 「凄まじいポテンシャルを秘めたストライカーだね。才能があって、若く、強く、速く、練習でも多くのゴールを決めているよ」 「彼にとってソシエダ加入は一つの挑戦、大きなチャンスであり、それを生かし切りたいと思っている。僕たちもそうなることを願っているよ。そうなればチーム全体の利益になるわけだ」