朝ドラ『虎に翼』第89回(8月1日)・小野(堺小春)が自分が抱える苦しさを寅子(伊藤沙莉)たちに告白する
激動の昭和、戦後の日本で女性初の裁判官となったヒロインが法曹の世界で奮闘する姿を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。第89回(8月1日放送)では、寅子が放火事件の証拠品について弁護人と検察の双方に意見を求めるなか、三条支部の事務員の小野がある苦しみを告白する。 【写真】寅子や汐見夫妻の前で泣き崩れる小野 スマートボール場で発生した放火事件の証拠品を調べるヒロイン・寅子(伊藤沙莉)たちは、逮捕された金顕洙(許秀哲)が弟・広洙(成田瑛基)に宛てた手紙の翻訳の正確性について、三条市の弁護士・杉田(高橋克実)ら弁護人と検察の双方に意見を求める。 そんな折に、新潟家地裁・三条支部の事務員で、かつて朝鮮人の恋人がいた過去を持つ小野(堺小春)は、自分の苦しさを寅子たちに告白する。そして、事件はいよいよ判決の日を迎え・・・。 本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルに、日本初の女性弁護士であり裁判官となった一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。