長崎市役所の跡地周辺の活用へ民間提案 文化施設を中心に商業施設、マンションなども
文化施設の整備が予定されている長崎市役所の跡地と周辺の活用について、民間のノウハウを生かすため実施した調査結果がまとまりました。 これは25日に開かれた長崎市の文化振興審議会で報告されたものです。 市は市役所の跡地に文化施設を整備する方針で、市が実施した「サウンディング調査」には17の民間事業者から施設に関する提案がありました。 提案では、市役所や跡地に隣接する桜町公園などに飲食店などの商業施設、マンションや駐車場の建設などが寄せられました。 また、事業スケジュールについては設計や施工には最低3年半必要などとの提案があっていて、委員からは「1日でも早く文化施設を作ってほしい」との意見が相次ぎました。 長崎民謡舞踊連盟 石橋大作理事 「建設費はどんどん高くなる。一刻も早くやればできる」 市では、市役所跡地に整備する文化施設を中核に、この地域の活性化や賑わいを生み出したい考えで引き続き、民間事業者との対話を進めていくとしています。
テレビ長崎