一発退場の鎌田大地が人種差別被害…パレスが声明発表。現地ファン怒り「私たちの素晴らしいゲームに愚か者が蔓延している」
「可能な限り最も強力な措置を取る」と宣言
現地時間11月9日に開催されたプレミアリーグ第11節で、鎌田大地を擁するクリスタル・パレスは、フルアムとホームで対戦。前後半の終盤に1点ずつ奪われ、0-2で敗れた。 【動画】鎌田がレイトタックルで一発レッド 今夏に加入した鎌田は2シャドーの一角で先発したが、0-1で迎えた76分に、足を上げてレイトタックルを仕掛けてしまい、足裏がケニー・テテの右足を直撃。一発レッドを食らい、退場となった。 数的不利を強いる無謀な行為として、厳しい声が飛ぶ一方で、決してあってはならない人種差別が確認された。クラブ公式サイトは10日に声明を発表。次のように伝えた。 「ダイチ・カマダがフルアム戦で人種差別的を受けたとの報告を受け、現在調査中です。クラブはいかなる形態の虐待に対してもゼロ・トレランス・ポリシーを掲げており、加害者として特定された者に対しては可能な限り最も強力な措置を取ります」 この発表を受け、現地のファンから「最低の行為だ!」「ピッチ上(あるいはどこであろうと)選手がそのような扱いを受けてはならない」「調査によってカマダに明確な正義がもたらされるよう願っている」「私たちの素晴らしいゲームに愚か者が蔓延している」「選手もサポーターも一丸となってボールを追いかけるべき」といった声が上がっている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部