「龍神の使者」のミイラ、10年に一度の公開!新潟県佐渡市の神社に大勢の参拝客
巳(み)年にちなみ、新潟県佐渡市新穂潟上の牛尾神社は1月1日、宝物として所蔵するセグロウミヘビのミイラを一般公開した。市文化財に指定されており、公開するのは巳年の正月と10年に一度の式年祭の日だけ。この正月も見られるのは1日だけとあって、大勢の参拝者が詰めかけた。 【画像】公開されたセグロウミヘビのミイラ ウミヘビのミイラは直径10センチほどで、とぐろを巻いた状態に整えられている。「龍神」の使者として信仰され、豊漁豊作や火難よけ、家内繁栄の御利益があると伝えられてきた。 牛尾神社が記した由来の古文書によると、江戸時代の1824(文政7)年、氏子が佐渡金銀山で使う鉄を購入するために出雲(島根県)を訪れた際、出雲大社から授かったという。 次回公開は、式年祭のある2032年6月の予定。