慣れ親しんだ”旧駅舎“との別れ…”新駅舎“開業の瞬間!「JR松山駅」激動の一日
一番列車を待ちわびる人たちは
記者: 「新しいJR松山駅のオープンまであと10分となりました。駅舎の前にはご覧のように長い行列ができています」 西口には一番列車を待ちわびるおよそ50人の列が出来ていました。 先頭の人(東京から): Q.何時から並んでいる? 「午前3時から。一番になりたかったので。特急の一番列車それもグリーン車を取っている」 松山市から: 「午前4時半くらいに。私も好きだが子どももいきたいというので、せっかくなら一番列車みたいなと思って。今まで見慣れた駅舎がなくなるのはさみしいと思うが 新しいのも楽しみ」
そして空が徐々に明るくなり始めた午前5時半。夜明けとともに一番列車がホームへ。新駅舎での新しい1日がはじまりました。
商業エリア「だんだん通り」には17店舗が出店
一番列車の出発からおよそ3時間。松山駅の商業エリア「だんだん通り」では午前11時前のグランドオープンに向け最終準備が行われていました。 だんだん通りには松山で人気のコーヒー専門店や愛媛の名物グルメが味わえるフードコートなど17のテナントが出店し、愛媛ならではの食やグッズを楽しむことができます。
こちらは、は・か・た・の・しお♪でおなじみ、伯方塩業のコンセプトショップ「with salt」。だんだん通りへの出店が決まり、各部署が集まってプロジェクトチームを結成し準備を進めてきたといいます。
with salt木村洸希店長: 「今まで約半年間で準備をしてきたがお客さんに喜んでもらう、それだけを考えて立ち上げた店舗なので喜んでもらえたら何より」 木村店長も伯方の塩を作っていた、元 塩作り職人です。 木村洸希店長: 「いままでは(塩を)作ってお客さんのもとに届くというのは目の当たりにすることはなかったが、実際に店舗でお客さんと触れ合ったりすることができると思うので、愛媛の良さとかも伝えられるようなショップにできたらいいなと考えている」
with saltではこれまで、大三島工場でしか食べられなかった伯方の塩ソフトクリームのほか、伯方の塩を使ったビールや洋菓子などおよそ40点を販売します。