「未来のヨーロッパを担う王女たち」の豪華ティアラに注目!
ティアラは、女性にとって永遠の憧れ♡ 今回は、成人王族だけが付けられる煌めくティアラギャラリーのうち、プリンセスにとっても印象的なティアラを独断でピックアップ! 未来を担うロイヤルレディがまとう、美しきティアラをご覧あれ。 【写真】女王から王妃へ…受け継がれる「美しきティアラ」
エリザベート王女/ベルギー
2023年10月15日、デンマーク王室クリスチャン王子の成年を祝う祝賀会でエリザベート王女が着用していたのが、小ぶりながらも200個以上のダイヤモンドが付けられた、ティアラとしてもネックレスとしても着用できる、ウルファーズ・ティアラ。 元々は、エリザベート王女の大叔母でボードワン国王の妻ファビオラ王妃が、アントワープのダイヤモンド産業のブローカーや宝石商らから、1960 年に結婚祝いとして贈られたもの。エリザベート王女の母マチルド王妃が2015年10月に着用して以来、何度かまとっており、3世代目としてエリザベート王女に受け継がれました。
イングリッド・アレクサンドラ王女/ノルウェー
イングリッド・アレクサンドラ王女のティアラデビューは、2022年6月、自身の18歳の誕生日を祝う祝賀イベントにて(誕生日は1月ですが、コロナ禍で祝賀イベントが延期されたため、6月になりました)。 18歳の成人を記念して公開されたポートレート(写真)でも、美しきティアラ姿を披露。ネイビーのシンプルなドレスに、ノルウェーの騎士団の象徴、聖オーラヴ勲章と、18歳の誕生日に叙せられたハーラル5世国王家の勲章を身に付け、頭上には高祖母であるスウェーデンのインゲボー王女から受け継いだダイヤモンドと大粒パールのティアラを着用。将来の女王にふさわしい、気品が感じられる出で立ちでした。
カタリナ=アマリア王女/オランダ
アマリア王女がまとったティアラの中で注目なのが、2023年6月1日、ヨルダン王室フセイン皇太子とラジワ王太子妃の結婚を祝う晩餐会で着用したルビー・ピーコック・ティアラ。 ウィレム 3 世の最初の妻ソフィー王妃が所有していたルビーを使用し、1897 年にシュールマンによって作られたもので、祖母ベアトリクス王女、母マキシマ王妃に受け継がれ、2人も何度か着用しています。レッドの煌めくドレスにイヤリング、ブレスレット、ブローチもルビーで合わせたルックに仕上がっていました。 2021年に出版した伝記『アマリア』では、大のティアラ好きを公言。ヨーロッパのすべてのティアラを認識できるそうで、そんなアマリア王女にとってティアラを着用の際には喜びもひとしおだったはず。
Kaori Takeuchi