大谷翔平とドジャース“仲良しコーチ”の絆…即興アナウンスごっこ、大谷がジブリ作品を紹介? スミスコーチの願い「エネルギーを与えたいんだ」
即興“アナウンスごっこ”に大谷も思わず笑顔
トレーニングの合間など、同コーチは度々、大谷をリラックスさせ、笑顔にしている。米アリゾナ州グレンデールで春キャンプを行っていた2月27日、ホワイトソックスとのオープン戦で大谷は初めて、ドジャースのユニホームを着て実戦に出場した。開始直前、同コーチは道具をはめて準備している大谷の前で大声のアナウンスを始めた。 「みなさん、そして世界中の野球ファンの方々、キャメルバック・ランチ(ドジャースのキャンプ拠点の地名)からライブです。さぁ、ショータイムだ!」 イベントの司会者になったかのようにベンチ内を歩き回り、声を張り上げていた。締めの「It's Sho-time!!」は特に強調した言い方で思いっきり盛り上げた。球団スタッフを含め、大谷も思わず頬が緩んだ。大谷にとっても、移籍後の初実戦で緊張感は多少あっただろう。だが、スミスコーチの絶叫アナウンスで、場が和んだのは間違いない。すると、大谷は3打席目で左越えのドジャース“1号”を放った。
盛り上げ役の願い「エネルギーを与えたいんだ」
「僕はみんなを盛り上げて、エネルギーを与えたいと思ってるんだ。ショウヘイにも、シーズン前に『何かセレブレーション(祝いの儀式)を君のために考えるよ』って伝えて、最初にショータイムから始めたんだ。彼のような男に、盛大なお祝いはとてもマッチしていた。いくつかのセレブレーションは彼のアイデアでもあるよ。ドラゴンボールZとかね」 最近ではウオーターボトルでの乾杯ポーズもあったが、その時々でパフォーマンスを変えていくという。スミスコーチを中心に、大谷は同僚とのパフォーマンスも楽しみながら試合に臨めている。
(「メジャーリーグPRESS」斎藤庸裕 = 文)
【関連記事】
- 【愛され写真】「公私ともに仲良し!」大谷翔平がスミスコーチに“ドヤ顔ポージング”&トレーニング中もメッチャ楽しそう!【ショウヘイのドジャースで愛されすぎな日常】を写真で見る。
- 【NEW】「オオタニは彼らとは違うんだよ…」ドジャース大谷翔平にヤンキース球場職員が放った“皮肉”のワケ…徹底的なブーイングのウラに「複雑な心境」
- 【取材秘話】大谷翔平の番記者が見たヘビースモーカー水原一平騒動の“生々しい記憶”「記事掲載後、彼の父からDMが」「傍聴席から見た表情は…」
- 【あわせて読みたい】「オオタニが話すようになった」米名物記者が驚いた…ドジャースで“なぜ変化”? それでも大谷翔平に手厳しいニューヨークメディアの謎
- 【名将】大谷翔平にとってロバーツは“史上最高の監督”か? 米名物記者が明かす「私がロバーツ宅を訪ねた話」「トランプ前大統領が批判も…」