AirPodsの調子が悪いときに「リセット」する裏技。再起動やペアリング解除以外にもある
パソコン、スマホ、ゲーム機など、テック関連の商品がうまく動かないときは、シンプルに再起動するだけで直ることがよくあります。 AirPodsとiPhoneもそうです。ペアリングを解除して再度ペアリングすれば、たいていの場合はこと足りるからです。 ところが、ペアリングだけで解決できない問題もあります。 たとえば、デバイスからAirPodsを見つけられないケースや、AirPodsがすぐに切断されてしまうケースなどです。 ただ周囲の人の邪魔をせずに音楽や映画を楽しみたいだけなのに、イライラが募るばかりです。
AirPods、Beats、そのほかのBluetoothイヤホンをリセットする方法
そんな時はハードリセットを試してみましょう。 AirPodsの方法はこちらです。 まず、AirPodsとデバイスのペアリングの解除から。iPhoneまたはiPadからBluetooth設定を開き、AirPodsの隣にある「i」のマークをタップします。 下にスクロールし、「このデバイスの登録を解除」をタップし、ポップアップで「デバイスの登録を解除」を選択します。Macでは、システム環境設定からBluetoothを開き、AirPodsを右クリックし、「接続解除」を選択します。 次に、AirPodsを充電ケースに戻します。蓋を閉じ、ケースのボタンを15秒程度長押しします。 するとライトがオレンジ色に代わり、3回点滅します。ボタンをはなしてライトが白に変わったら、AirPodsは再度ペアリングするための準備ができています。 この作業は、Beatsでも同じです。デバイスとBeatsのペアリングを解除し、Beatsをケースに入れ、ボタンを15秒長押しすると、ライトが光ります。 AirPods Maxの場合は多少アプローチが異なります。 ヘッドフォンのペアリングを解除するところまでは同じですが、ボタンを15秒間押すのではなく、デジタルクラウンとノイズコントロールボタンを同時に15秒間長押しします。 すると、LEDがオレンジ色に点滅するはずです。 ほかのBluetoothイヤホンやヘッドフォンでも、同じ方法を試してみてください。とはいえ、この方法が標準ではない可能性も否定できません。 なぜなら、ここで紹介したのはApple製のデバイスばかり。 他社製の商品では、異なるアプローチが取られていても何ら不思議ではないからです。うまくリセットができないときは、お使いのBluetoothヘッドフォンモデルに特化したリセット方法を調べてみるといいでしょう。 ──2022年2月20日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 翻訳: 堀込泰三
ライフハッカー・ジャパン編集部