<光る君へ>片岡千之助“敦康親王”の扮装写真公開 定子の第一皇子で光源氏のモデルの一人とも
吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」で、敦康親王を演じる歌舞伎俳優・片岡千之助さんの扮装写真が公開された。 【写真特集】“母”定子の臨終シーン 高畑充希が語る思いも
敦康親王は一条天皇と定子の第一皇子。道長の長女・彰子のもとで養育され、次の東宮候補だったが、彰子にも皇子が生まれたことで運命が変わってゆく。母代わりの彰子を慕うようになる。
光源氏のモデルの一人ともされる敦康親王を演じる千之助さんは歌舞伎俳優・片岡孝太郎さんの長男で24歳。歌舞伎公演のほか、映画「九十歳。何がめでたい」などにも出演。歌舞伎界の新鋭として人気を博している。
出演発表の際、千之助さんは「光源氏のモデルとなったという説のある敦康親王を演じさせていただけること心から光栄に思います。僭越ながら、僕自身も家を継ぐというような環境に長男として生まれた身ということもあり、敦康親王も長男としてお生まれになり、本来ならばそのまま皇太子になられるはずが、人々の思惑、また世の中の流れによって、悲劇的な運命を辿られる生涯であったと思います」。
「ただ、悲劇的であったと言いましても、父上や2 人の母上をはじめとするいろいろな方に愛されて育った方だと思っております。短い生涯でしたが、そのかけがえのない愛をもらった敦康親王の美しい人物像を僕自身、精一杯勤めさせていただきたいです」とコメントを寄せていた。