床にうつ伏せになって社長に歓迎の掛け声…「中国当局、真偽を調査中」
社員たちが床にうつ伏せになって社長を迎える映像が、中国のネットユーザーの間で炎上している。 【写真】中国のある会社の社員がうつ伏せになって社長に挨拶する様子 香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は13日、広州南部都市の教育会社社員20人が廊下にうつ伏せになったまま社長を歓迎する掛け声を叫ぶ姿が映った映像を公開した。社員たちは社長が通り過ぎると、頭を上げて「わが支店は社長を歓迎します! わが支店は、死んでも生きても使命をあきらめないでしょう」と叫んだ。 この映像はSNSで800万回再生され、急速に広がった。中国のネットユーザーは「社員の尊厳性を踏みにじる行為」「ひざまずいて歓迎したり無理に酒を飲ませたりするなど有害な職場文化が多い」などの反応を示した。 ただし会社側の法律代理人は「そのような歓迎式に参加したことはない」として「該当映像が会社に否定的な影響を及ぼしている。映像がねつ造された可能性がある」と否定した。中国当局は企業政策と動画の真偽を調べている。