12歳の少女と避妊具使わずに複数回性交し、裸を撮影 元自衛官の男が裁判で語ったこと…「子どもは性行為をしてはだめという認識がありませんでした」
■被害を受けた少女は現在も学校に通えていないー また、この日は被告人の父親への証人尋問も行われました。 まず弁護人による質問が行われました。 被告人の父親は憔悴した様子で、質問に答えました。 Q事件を起こし、父としてどう思った? ―大変ショックを受けました。 Q被害者家族に対して思うことは? ―大変申し訳ないことをした。元の生活に戻れるようにと思っています。 Q被害者はいまどういう状況? ―現在も学校に通えていないと聞いています。 Q示談についてどう考えている? ―交渉中の示談が成立して、お互い元の生活に戻れるように嫌としても尽くしたいです。 Q金銭的に難しい場合助けられる? ―できます。 Qなぜこんなことをしたか話した? ―仲良くしていた相手と恋をしたと… Q今後二度とさせないためには? ―法律・社会的常識を学ぶように話しました。 Q母親は何か言っていましたか? ―大変ショックを受けております。厳しい態度をとっていました。 Qまた同じようなことをしても、今回のように助けてあげる? ―心を鬼にして突っぱねると思います。息子を助けるは今回が最後にしたいです。 続いて、検察官から男に父親に質問がされました。 Q父から見て、事件の原因は何だと思う? ―息子も彼女と別れてまもなく、性的欲求があるなかで、SNSで知り合ったということで… Q将来設計についてはどう考えている? ―まずは罪を償うこと、社会復帰すること、もとの生活戻ること。責任を持って私が面倒をみます。 ■被告人の量刑は?検察官による論告と弁護士よる弁論ー その後、検察官による論告と弁護士よる弁論が行われました。 検察側は、卑劣な犯行で児童に対する性的搾取であり、被害者の親も厳重な処罰を望んでいることなどから懲役5年を求刑、一方弁護側は寛大な処罰を求めました。 裁判長 「最後に言いたいことはありますか。」 男 「私は悪いことをしました。しかし、過去には戻せません。これからの生活で正しいことをしていくしかありません。これからは同じことを起こさぬよう、一歩一歩着実に人生を歩んでいきます。もう二度と法は犯しません。ここで誓います。」
裁判長 「その気持ち決して忘れないでください。」 判決は11月25日に言い渡される予定です。
山陰放送