12歳の少女と避妊具使わずに複数回性交し、裸を撮影 元自衛官の男が裁判で語ったこと…「子どもは性行為をしてはだめという認識がありませんでした」
Q体が成長途中で、未成熟な体で妊娠すれば負担がかかると思いませんでしたか? ―生理がきていれば妊娠できる体であるとの認識でした。 Qいまの認識は? ―思っていません。 Q反省文のなかで、法律を知らなかったことが問題とありましたが、ほかには? ―自分の行動で、これ大丈夫?と思ったら、調べて生活します。 Q自分の行為が相手や周りにどう影響を与えるか考えましたか?何に反省していますか? ―自分の考えの浅はかさです。自分がすることの「だろう」ではなく、「である」という考えで行動しようと思います。 Q追起訴の分で、性交の際に写真を撮った? ―間違いないです。 Qどんな写真? ―裸の写真です。 つづいて、ほかの裁判官による被告人質問が行われました。 Q何が申し訳ない? ―被害者と被害者家族にこの度の行為のこと、身体的な負担をかけてしまったことです。心の負担も。 Qどういう負担をかけた? ―体には、その年では耐えられない負担。心は年齢が上の男性と性交をしたという心のストレスを負わせてしまったことです。被害者の体は未熟なので、性交を行ったことで、痛いであったり、したくないことを言えなかったかもしれません。 家族には、子どもにそういうことをしてしまった申し訳なさ。大変申し訳なく思っています。一生取り返しのつかないことをした。元には戻せないと思っています。 Qなぜ学校にいけていないと思う? ―本当はしたくなかったことをしたからだと思います。したかったけど、親にしたことに対して言われたり…私のせいで学校にいけなくなったので、強い責任を感じています。 Qこれからの生活にどう影響を与えた? ―生活の節々で今回のことを思い出させてしまう。交際相手ができたときに、したい相手としたくなっても私とした過去を思い出してしまうと思います。 裁判長 「色々質問がありましたが、質問の趣旨は、あなたが被害者の気持ちを考えないといけないからです。あなたが刑務所に入ったからと言って、被害者の気持ちが晴れるわけではありません。被害者は長期間苦しむという認識を持っていてください」