春菜園のスタート前に!やっておきたい土の改良〈簡単チェック方法〉
土を改良するときに堆肥と腐葉土を投入するのは、これらの有機物が、土をフカフカにしてくれる微生物のえさになるから。堆肥が土の中で微生物に分解される過程で、土がフカフカに変わるんです。その分解スピードは意外と速く、1年で100分の1になるといわれます。仮に10cm分を投入しても、1年後には1mmになってしまうんですよ! えさがなくなれば、微生物の数も減ってしまいます。だから、栽培を始めるたびに堆肥を投入して有機物を補うことも、よい土に近づくための大切な作業です。まさに「千里の道も一歩から」ですね! 次回の「こぼれ話」は、春から育てるハーブを紹介します。お楽しみに!〈2月中旬頃公開予定〉 2023年12月・2024年1月号 やさいの時間テキストこぼれ話 より 『やさいの時間』編集部によるテキストこぼれ話。誌面で紹介しきれなかったお役立ち情報をウェブ限定で公開中。