《「もはや死語」な流行語ランキング》2位の一発屋芸人を抑えた1位は今や“セクハラ”ワード
「今も使う流行語」トップ5
お次は「今も使う流行語」トップ5のランキング。 5位は「今でしょ!」(2013年)。 「林先生の人気は今でも健在。何かにつけて『今でしょ!』のポーズを見る。日々の生活に完全に溶け込んでしまっている」(東京都・59歳・男性)、「テレビでも使っているところを見る言葉で、自分も使っている意識がある」(新潟県・51歳・男性)、「まだ巷でも聞こえてくる」(大阪府・59歳・女性)と、31票を獲得。 東進ハイスクール講師の林修がCMで言った「いつやるか? 今でしょ!」が注目を集め、同年の大賞を受賞。 「従前からある言葉が突然、流行語になってそのまま定着するケース。この年は『じぇじぇじぇ』『お・も・て・な・し』『倍返し』と合わせて4つが最終的に残った。流行語の当たり年でした」 3位に同数で2つの流行語がランクイン。1つ目の3位は「ととのう」(2021年)。 「このご時世は心までととのえたいから」(宮城県・60歳・男性)、「サウナに行くと今でも使う」(岐阜県・65歳・男性)、「日常で使う機会が多い。準備ができたときなどに使用する」(大阪府・60歳・女性)、「サウナブームによって今でもよく聞く」(広島県・58歳・女性)と、34票。 サウナブームを発端に多く使われ流行語に。 「サウナブームを機に汎用性が広がった。今年のノミネート語になった『ホワイト案件』や『界隈』もそうだけど、堅めの言葉があえて日常会話の中で使われるとぐんと存在感が増してくる」 同数の3位は「半端ないって」(2018年)。 「何か強調するときによく感嘆詞的に使用する」(広島県・62歳・女性)、「会話の中に織り込みやすい」(大阪府・62歳・男性)、「周囲にサッカー好きが多く、応用可能なフレーズ」(東京都・62歳・男性)と、34票獲得。 2008年の全国高校サッカー選手権で活躍した大迫勇也選手を「あいつ、半端ないって!」と称賛したのが始まり。 「極上の褒め言葉として定着。最近は略されて“ぱない”とも」