エルトン・ジョン、感染症により右目視力失ったことを明かす「左目の状況もあまりよくない」
昨年ツアー活動から引退した英歌手エルトン・ジョン(77)が、重度の目の感染症にかかり、右目の視力を失ったことを明かした。 【写真】フェスでパフォーマンスするエルトン・ジョン 12月13日に公開される待望のドキュメンタリー「Never Too Late」のプロモーションのために出演した米ABCテレビの番組「グッドモーニング・アメリカ」で、「残念ながら7月に南フランスで感染症にかかり、右目が見えなくなってから4カ月が経つ。左目の状況もあまりよくない」と告白した。 大丈夫という希望と励ましはあるが、今のところ行き詰まっていると話し、「インタビューはできるが、スタジオに入ってレコーディングするのは、歌詞が見えないから作業が進まない」とコメント。「何も見えないし、何も読めないし、テレビを見ることもできない」と述べ、ショックを受けていることを明かした。一方で、ディズニー+で配信予定のドキュメンタリーを誇りに思っており、自分は「世界で最も幸運な男」だとも述べている。 ジョンは今年9月に、インスタグラムの投稿で感染症にかかっていることを公表し、「片方の目の視野が狭まっている」とつづっていた。 「Never Too Late」は、米ロサンゼルスのドキャー・スタジアムで2022年11月行われた北米最後の公演に備えるジョンの姿を追うと共に50年に渡る音楽キャリアを振り返るドキュメンタリーで、ジョンの夫であるデヴィッド・ファーニッシュ氏が共同監督を務めている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)