【全日本】宮原健斗&スミスJr.組 最強タッグBブロック単独首位に「4勝目、ゲットだぜ!」
全日本プロレス暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」で、宮原健斗(35)、3冠ヘビー級王者デイビーボーイ・スミスJr.(39)がBブロック単独首位に躍り出た。 【写真】佐藤光留をシャットダウンスープレックスホールドで沈めた宮原 本田竜輝&綾部蓮と勝ち点6で並んでいた宮原組は、30日大阪大会の同ブロック公式戦で佐藤光留&宮本裕向と対戦。序盤から佐藤に集中砲火を浴びせてペースを握ったが、なかなか決定機を奪えない。 一進一退の攻防が続く中、15分過ぎにスミスJr.の雪崩式アバラッシュホールドが佐藤に決まり再び攻勢に。さらに3冠王者は佐藤と宮本に岩石落としを放ち、宮原を援護射撃する。 相棒の奮闘に火がついた宮原は、佐藤にブラックアウト3連発を発射。最後は渾身のシャットダウンスープレックスホールドが決まり、堂々の3カウントを奪った。 佐藤光留(左)をシャットダウンスープレックスホールドで沈めた宮原 これで4勝1敗の勝ち点8で単独首位に。残るサイラス&ハートリー・ジャクソンとの公式戦(5日、新木場)で引き分け以上の結果を残せば、8日に東京・後楽園ホールで行われる優勝決定戦進出が決まる。 「健斗」コールと「スミス」コールが交錯する会場でマイクを握った宮原は、「4勝目、ゲットだぜ!」と絶叫。さらに「スペシャルタッグは4勝1敗でBブロック首位だ。そこで大阪のみなさまの正直な声を聞きたい。Bブロック、どのチームが決勝戦の舞台へ勝ち進むのを望みますか?」と問いかけた。 観衆からは「本田組」「サイラス組」という声もチラホラあったが、ナルシストはいつものように「満場一致で宮原健斗とスミスです!」と強引にまとめた。最後はスミスと「全日本プロレス最高ですか! アイ・ラブ・ゼンニッポン!」の大合唱で締めくくった。
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