“50歳”MF伊東輝悦が今季限りで現役引退 “マイアミの奇跡”立役者が32年のプロ生活に終止符 | Jリーグ
【国内サッカー 最新ニュース】Jリーグは10月31日、元日本代表MF伊東輝悦が2024シーズン限りで現役引退することを公式X上で発表した。 伊東が現役生活に終止符を打つ。 1974年8月31日生まれの伊東は、現在50歳。静岡県清水市出身で、東海大学第一高校卒業後の1993年、地元クラブの清水エスパルスに加入した。同年はJリーグが開幕した年であり、伊東はJリーグ元年から今季まで現役生活を続けた稀有な選手である。 清水では1999シーズンに2ndステージ優勝を経験し、Jリーグベストイレブンも受賞。2007年にはJリーグ フェアプレー個人賞を受賞した。その後はヴァンフォーレ甲府でJ1史上初となる通算500試合出場を達成。甲府退団後はAC長野パルセイロ、ブラウブリッツ秋田を経て、2017シーズンから現在所属しているアスルクラロ沼津でプレーを続けていた。 伊東と言えば、“マイアミの奇跡”を思い出すファンも多いかもしれない。1996年、アトランタオリンピックのU-23日本代表に選出された伊東は、グループステージ初戦のU-23ブラジル代表戦で決勝ゴールを記録。優勝候補を1-0で下す大番狂わせの当事者となった。 今季は伊東にとってプロ生活32年目。今年8月31日に50歳を迎えた日本サッカー界のレジェンドは、ついにスパイクを脱ぐことを決断した。