第94回選抜高校野球 広陵、気持ち引き締め 出場決定、一夜明け /広島
<センバツ2022> 第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)への広陵(安佐南区)、広島商(中区)両校の出場発表から一夜明けた29日、広島市内で祝福ムードが広がる中、広陵の選手たちはグラウンドで元気よく実戦練習に励んだ。【根本佳奈、池田一生】 少し暖かさを感じる午後、2チームに分かれて紅白戦が行われた。コーチから「本番の舞台を想定したプレーを」と気合を入れられると、選手たちは真剣なまなざしで白球を追いかけた。 國貞和彦校長から出場決定を伝えられた際、小さくガッツポーズを見せた中川将心(まさむね)選手(2年)は「日々センバツのために練習に取り組んできたのでほっとした」といい、「出場できることに感謝し、普段の声かけやアップからも意識を高める」と表情を引き締めた。 中井惇一副部長は「体作りなど基礎を固めつつ実戦力も養っている。緊張感を大事に、充実した冬から春に臨みたい」と話した。 広島商は新型コロナウイルス感染予防のため、休日の練習を控えている。