国際森林デーにちなみ東京「海の森」で植樹イベント
THE PAGE
森林や樹木、自然環境の重要性を啓発することを目的に、国連は毎年3月21日を「国際森林デー」に制定している。それを受けて、「みどりの地球を未来へ」と題した国際交流と植樹のイベントが3月26日、東京のお台場で開かれた。
林野庁や社団法人などでつくるイベント実行委員会が主催。2014年から開催され、今回で3回目となる。植樹イベントは、東京都が埋め立てを進める中央防波堤内の「海の森」(東京都江東区)で行われた。通常は立ち入り禁止区域となっている同所で、約500人の参加者が、クロマツ、タブノキ、ケヤキなど約1500本の苗木を植樹した。
参加したのは林業関係者や環境保護団体、NPOといった人たちばかりではなく、中国、エチオピア、ブルガリア、タイ、パナマなど計11か国の駐日大使といった政府関係者や留学生などのほか、一般の人たちも多く参加した。留学生たちは日本に農業や林業、サービス業を学びにきている20代の若者が中心。国際色あふれるイベントになった。
参加したのは林業関係者や環境保護団体、NPOといった人たちばかりではなく、中国、エチオピア、ブルガリア、タイ、パナマなど計11か国の駐日大使といった政府関係者や留学生などのほか、一般の人たちも多く参加した。留学生たちは日本に農業や林業、サービス業を学びにきている20代の若者が中心。国際色あふれるイベントになった。
海の森では、全国植樹祭などのさまざまなイベントで定期的に植樹がされている。そのため、年々、海の森の緑は増えている。国際森林デーによる海の森植樹イベントは、今年で最後を迎える。来年には公園として一般に開放されることが予定だ。 2020年の東京五輪・パラリンピックでは、ボートやカヌーの競技場になることが決まっている。 (小川裕夫=フリーランスライター)