アニメや映画で見るような「執事」って日本に存在するの?雇うとしたら料金はいくら?
執事といえば、燕尾服を身にまとい、家事の管理やスケジュール管理をはじめとする主人の仕事のサポートをする職業というイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。執事は中世ヨーロッパの時代に広くみられるようになり、その後世界中に広まっていきました。 庶民からすれば、執事はアニメや映画など創作の中にのみ登場する存在で、現代の日本では、その存在すら疑問視する人も多いでしょう。そこでこの記事では、日本に存在する執事の詳細と、雇う場合の料金について解説します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
執事は日本にも存在するのか
執事は日本において特に稀有な存在ですが、現代の日本にも執事は存在し、料金を払えば雇うことが可能です。 日本には1890年に設立された「全日本執事協会」が存在し、執事のサービスを提供しています。また、「日本バトラー&コンシェルジュ株式会社」という会社でも、依頼に応じて執事を派遣するサービスを行っています。 現代では、執事も社会の変化に合わせてその在り方を変え、現代社会のニーズに対応した職業となっています。主人の要望に応じて、家事の代行やスケジュール管理、家族とのコミュニケーションやお客様のおもてなしなどを高い水準で行い、特別な体験を提供するサービスとなっているようです。
執事を雇う場合料金はどのくらい?
執事と聞くと、365日住み込みで、主人やその家族と行動を共にしているイメージがあるのではないでしょうか。365日雇用するとなれば、料金も相当な金額になるため、庶民が雇うにはハードルが高いと感じるかもしれません。 しかし現代では、執事の雇用は柔軟に行うことができます。数時間~1日単位で執事の派遣を依頼することが可能です。イベントの開催日などの特別な日に執事の派遣を依頼し、執事のいる生活を楽しんだり、お客様をおもてなししたりするといった利用の仕方も多いようです。 「全日本執事協会」の執事雇用プランは、時間に応じての4つのプランに分かれています。表1では、それぞれの利用時間と料金をまとめています。なお、料金は税別です。 表1