リチャードソン・ヒッチンズ、対戦を望む王者を明かす | ボクシング
IBFスーパーライト級挑戦者決定戦に臨むリチャードソン・ヒッチンズは、王者スブリエル・マティアスとの対決を待ち望んでいる。
リチャードソン・ヒッチンズがIBF王者スブリエル・マティアスとの対戦に意欲を見せている。IBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦として行われるグスタボ・レモス戦の計量を控えたヒッチンズは、マティアスとのチャンスが巡ってくれば喜んでそれを掴むと語った。この一戦は米・ラスベガスのフォンテーヌブローで日本時間4月7日に行われ、試合の模様はDAZNから生中継される。 ヒッチンズ(17戦全勝、7KO)がレモス(29戦全勝、19KO)を下せば、世界王座挑戦へ歩みを進めることになる。ブルックリンのエースは、トップレベルのファイターを相手にして、存在感をファンやライバルに印象づける決心だ。 26歳のヒッチンズは、キャリア無敗のアルゼンチン人ファイター、レモスとの試合に臨む準備ができている。IBF王座挑戦権を手にするための戦いだ。プエルトリコの強豪マティアスは、オーストラリア出身のリアム・パロとの王座防衛戦を、日本時間6月16日に行う予定となっており、ヒッチンズはその試合の勝者と対戦することを狙っている。 この試合の勝者と戦うことになることを見越して、ヒッチンズはこのイベントをリングサイドで観戦する計画を立てている。IBFの設ける10ポンド(約4.5kg)計量ルール(※計量日から10ポンド以上増量してはいけない)は常に考慮に入れるべき事柄であり、WBC王者デヴィン・ヘイニーとの対戦も魅力的な選択肢に映っているというが、スポーツの中で最も魅力的な階級のひとつであるスーパーライト級を制覇するため、マティアスとの王座戦に挑むことに意欲を燃やしているという。 ヒッチンズは次のように語っている。「正直なところ、WBCの道の方がいいとは思うが、土曜日に自分の状態が良ければ、世界タイトルへの道、なかでもIBFへの挑戦の機会が巡ってきたら迷わない。僕とスブリエル・マティアスの試合はお互いにとって大きな意味を持ち、多くの関心を集めるだろうから、何が起こるかを見極めようと思うよ」
Christopher Walker