【競泳】無念の7位でも前を向く瀬戸大也へ かつてのライバル萩野公介「新しい瀬戸大也としての様子がすごくうかがえました」
◇パリオリンピック2024 競泳 男子400m個人メドレー 決勝(大会3日目=日本時間29日、ラデファンス・アリーナ) 【画像】競泳・400m男子個人メドレー予選に出場した瀬戸大也選手 リオ五輪銅メダリストの瀬戸大也選手が4分11秒78のタイムで7位となり、表彰台には届きませんでした。かつてのライバル萩野公介さんが瀬戸選手への思いを明かしました。 銀メダルを獲得した松下知之選手の隣り合わせで泳いだレースは、序盤から先行する世界記録保持者のレオン・マルシャン選手(フランス)に瀬戸選手が積極的に食らいつきます。しかしその後、じりじり順位を上げる隣レーンを泳ぐ松下選手と反対に、瀬戸選手は徐々に失速。結果は7位フィニッシュとなりました。 レースを観戦したリオ五輪金メダリストの萩野公介さんは、「正直トレーニングを一生懸命やってきて、トレーニングの環境変えて、試行錯誤しながら常に『新しい瀬戸大也』として歩んできて、予選もその様子がすごくうかがえました。ただ決勝は彼も言っていたように、ちょっとバテてしまっていました。本人にとっても残念な結果だったかもしれないけど、東京オリンピックはそもそも決勝の舞台にすら立てなかった。でも今回は予選と決勝で2本泳げて、決勝の舞台で自分の100%を出せたと言っていたので(良かった)」とかつてのライバルへメッセージを送りました。 さらに、萩野さんは瀬戸選手のレース後のインタビューについて言及。笑顔でインタビューに応じた瀬戸選手に「本当はね、心の奥底では悔しい・悲しい、そういう気持ちを抱える人間なんですよ」と明かした上で、「すごい印象的だったのは『やっぱりオリンピックが好きだな』という言葉がすごく響いた。瀬戸選手の口から水泳が好きで、オリンピックが良いものだということを聞けて嬉しかったし、だからこそ期待は200mの個人メドレー!正直直近の調子だと、200mの方が良い。スピードも今大会出ている。200mで期待したいですね」と話し、残るレースでの活躍を望みました。
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