アゼル機墜落から1週間、原因解明・証拠隠滅の有無焦点に 調査結果がゆがむ懸念も
カザフ政府によると、墜落原因の調査にはカザフやロシア、アゼルバイジャンの専門家ら計17人が参加。カザフは「ロシアが参加しても調査の客観性や公平性に影響は出ない」と説明している。
だが、ロシアは旧ソ連圏で「盟主」の立場にあることから、カザフメディアは、ロシアの意向で調査結果がゆがめられる恐れも排除できないとの見方を示唆している。
プーチン露大統領は28日、「露上空で悲劇が起きた」とアリエフ氏に謝罪し、ロシアの一定の責任を認めたが、誤射の可能性には言及しなかった。(小野田雄一)