能登半島地震 一時最大で約3万9900戸が停電も1月中に概ね解消の見通し
能登半島地震、復興に欠かせないインフラ整備が電力です。 被災地で以前続く停電について石川県の馳知事は、1月中にはおおむね解消されるとの見通しを示しました。 【写真を見る】能登半島地震 一時最大で約3万9900戸が停電も1月中に概ね解消の見通し 馳知事は、29日午前の記者会見で停電被害の状況と対応を説明しました。 それによりますと地震が発生した1月1日時点で珠洲市や輪島市など6つの市と町では最大で約3万9900戸が停電していましたが、4週間の復旧作業で28日正午時点では約3710戸にまで減少しました。 このうち能登町・穴水町・志賀町七尾市では送電率が99%とほぼ回復しています。 また1月中には土砂崩れなどにより立ち入りが困難な箇所や配電設備や建物に大きな被害を受けた一部の地域を除いて輪島市や珠洲市でも概ね停電は解消される見通しです。 石川県では、今後は応急仮設住宅の電源確保を含めて市や町の現場ニーズを踏まえて電源車も活用するなど必要な電力供給を行いたいとしています。
北陸放送