【侍ジャパン】焼き肉で士気高めた才木浩人、9日チェコ戦で日の丸デビュー「実戦感覚しっかり」
侍ジャパンの阪神才木浩人投手(26)が9日のチェコ代表との強化試合(バンテリンドーム)で日の丸デビューする。10月12日のCSファーストステージDeNA戦(甲子園)以来、約1カ月ぶりの実戦登板。代表初選出の右腕は「いつも通りに真っすぐの感覚を確かめてという感じ」と冷静。先発の高橋に次ぐ2番手以降の登板で「実戦が久々なので実戦感覚だけはしっかりやって、という感じですね」と意気込んだ。 前夜はDeNA牧や楽天早川ら同学年メンバーで「98年会」を実施。焼き肉をほおばりながら士気を高めた。「楽しかったですね。同級生はいい人ばっかりなので、すごく仲良くなりましたよ」と笑顔。気になる主な話題は「野球の話もするし、ふざけた話もする。結構盛り上がってました」と自身の26歳の誕生日でもあった名古屋ナイトを思い返した。乾杯の音頭は牧が務め「牧がキャプテンなので。そんな感じです」と明かした。 強化試合を経て13日開幕の本番に備える。「明日(9日)はまだ調整なのでがっつりは投げないと思いますけど、しっかり調整して本戦に向けて合わせていけたら」。虎の剛腕が節目のマウンドに上がる。【只松憲】 ▽日本高橋宏「先発投手としてプレッシャーを感じると思うけど、シーズン中と同じようなピッチングができれば。WBCのとき感じたのはチェコ代表の人柄の良さ。野球に真摯(しんし)に向かっていく姿がすごく印象的だった」