アッシャーのハーフタイムショー衣装は「ドルチェ&ガッバーナ」と「オフ-ホワイト」が制作 特注“エア ジョーダン 4”も
アメリカンフットボールの頂点を決める米最大のスポーツイベント「第58回スーパーボウル(Super Bowl 2024)」が現地時間2月11日、ネバダ州のアレジアント・スタジアムで開催された。「スーパーボウル」は毎年、試合前の国歌斉唱と前後半の間に行われるハーフタイムショーにも注目が集まり、今年は国歌斉唱にカントリー歌手のリーバ・マッキンタイア(Reba McEntire)が、ハーフタイムショーにR&B歌手のアッシャー(Usher)が登場した。 【画像】アッシャーのハーフタイムショー衣装は「ドルチェ&ガッバーナ」と「オフ-ホワイト」が制作 特注“エア ジョーダン 4”も
アッシャーは、代表作の4thアルバム「Confessions」に収録している「Caught Up」でパフォーマンスをスタートした。オープニング時から着用していたきらびやかなファーコートやセットアップ、スニーカーなどは、全て「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」によるオーダーメードで、レザーグローブは彼が敬愛する故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)へのトリビュートとおぼしきデザインだった。また、中盤にサプライズ登場したアリシア・キーズ(Alicia Keys)のキャットスーツも、同ブランドが手掛けたという。
その後、「オフ-ホワイト(OFF-WHITE)」によるブルーとブラックのオーダーメード衣装に早着替えして再び登場した。衣装は「オフ-ホワイト」2023年春夏メンズ・コレクションをベースに、バイカーカルチャーを融合させたデザインで、ジャケットとパンツ、タートルネック、シャツ、グローブの5アイテムに、合計39万4000個のクリスタルを使用したという。15人のバックダンサーたちの衣装も同ブランドが手掛けており、メンズ用に3ルックを、ウィメンズ用に4ルックを制作。全て23年春夏から24年春夏までのレディ・トゥ・ウエアコレクションに着想しており、ブラック、ブルー、ホワイトのカラーで表現した。
ショー終盤にはアッシャーの足元を“エア ジョーダン 4(AIR JORDAN 4)”が飾った。「ナイキ(NIKE)」および「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」は、22年のエミネム(Eminem)や19年のトラヴィス・スコット(Travis Scott)、18年のジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)らの「スーパーボウル」の出演にあわせ、コラボスニーカーをゲリラドロップしたり、初披露したりしてきた。今回の“エア ジョーダン 4”はスニーカーカスタマイズのザ・シュー・サージョン(The Shoe Surgeon)による特注品で、「オフ-ホワイト」の衣装に合わせたカラーリングを採用し、ヒールにはアッシャーを表す“U”をあしらった。
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