朝ドラ『ばけばけ』ヒロイン・髙石あかりの夫役は『SHOGUN 将軍』出演のトミー・バストウ
NHK2025年度後期連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロイン・松野トキの夫でラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとしたヘブン役をトミー・バストウが演じることが発表された。 【画像】髙石あかりとトミー・バストウ 第113作目の連続テレビ小説となる『ばけばけ』は、松江の没落士族の娘・小泉セツがモデルの物語。外国人の夫ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)とともに「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本で埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦を描く。小泉セツをモデルにした松野トキ役に髙石あかりがキャスティング。 1767人のオーディション応募者の中から選ばれたトミー・バストウは、1991年8⽉26⽇⽣まれ、イギリス出⾝。2007年にロックバンドFranKoを結成し、リードボーカルとして現在も活動しているほか、2008年に『ジョージアの⽇記/ゆーうつでキラキラな毎⽇』でメジャー映画に初出演し、イギリスで俳優としてのキャリアをスタートする。2018年よりアメリカにも活動を広げ、『SHOGUN 将軍』ではマルティン・アルヴィト司祭役を演じた。10年間ほど⽇本語を学んでおり、⽇本語が堪能とのこと。 オーディションには日本から246人、海外から1521人(アメリカ1352人、イギリス149人、オーストラリア・ニュージーランド20人)が参加。書類選考、リモート動画選考、面談を経て、最終審査のカメラテストは日本で実施し、10月に決定した。 【作・ふじきみつ彦のコメント】 まずは、ヘブン役オーディションに参加して下さった皆さん、本当に本当にありがとうございました。ヘブンは強い個性を持った人物の為、彼を演じられる方にはなかなか出会えないだろうと思っていたのですが…、出会えました。トミーさんは我々に、ヘブンってきっとこんな人だったんだろうと思わせてくれました。それはヒロインオーディションで髙石あかりさんに出会った時と同じ感覚でした。今書いている脚本ではヘブンとトキはまだ知り合ってもいないのですが、早く出会わせて夫婦にしてあげたいと、トミーさんに決まってからはそんな気持ちで書き進めています。来年秋からの半年間はヘブンとトキの魅力に包まれる朝になると思いますので、皆さん楽しみに待っていて下さい。 【制作統括・橋爪國臣のコメント】 すでに撮影開始が待ち遠しくてなりません!トミーさんは私たちが探し続けていたヘブンさんそのもの、いや、想像を超えてヘブンさんです。オーディションの現場にいたみんなが彼に惚れていました。偏屈さとチャーミングさを併せ持つヘブンさんを見事に作り出してくれていました。 「ばけばけ」を制作するにあたって、ヘブン役を見つけることはミッション・インポッシブルと言っていいほど難しいものだと思っていました。オーディションは、日本国内だけでなく、アメリカ・イギリス・オースラリア・ニュージーランドなどの海外でも募集し、1767人もの方に参加していただきました。皆さんがこの役を演じるに当たっての熱い思いを聞いて、本当に心を打たれ、かけがえのない時間になりました。ご参加いただいた皆さんに心から感謝申し上げます。 今日、ヒロインの髙石あかりさんとトミーさんが初めて出会いました。これから二人がどう役を生きて、どう変わっていくのか期待でいっぱいです。二人とともにスタッフ一同、楽しいドラマをお届けできるよう邁進してまいります。
CINRA編集部