男子サッカー日本代表はどの作品? FIFAランキングと夏アニメの“話題度”で考えるパリ五輪
間もなく2024年パリオリンピックがスタート! 7月26日の開幕に先駆けて、男子サッカーは7月24日から始まります。こういった大型スポーツイベントは、アニメファンにとっては放送時間や録画予約がズレたりして邪魔な存在かもしれませんが、まあまあ『ガールズ&パンツァー』や『プリンセス・プリンシパル』の映画2~3本分の期間待ったうえでの世界的祭典と思えば、少しありがたいものに思えてくるのでは。 【写真】筆者が作成した“話題度”を元にグループリーグの結果を予想し、出来上がったトーナメント表 今回は、このパリ五輪に出場する男子サッカー日本代表の活躍を夏アニメを基準に占う……という与太記事なのですが、実はメダル獲得の可能性充分ということがわかりました。
ぬん! 日本代表は『しかのこのこのここしたんたん』
オリンピックに挑む男子サッカーのチームは基本23歳以下で、24歳以上の選手(オーバーエイジ)は3人起用できます。今回の日本代表は出場国で唯一このオーバーエイジ枠を使用せず、さらにそれ以外も(いろんな事情があって)フルメンバーと言うのは難しいメンバー。そのため世間的な下馬評はさほど高くないですが、正味のところどうなんでしょう。 サッカー界には強さの指標として国際サッカー連盟 (FIFA)が発表しているFIFAランキングがあります。ただしこれが大して当てにならないのはサッカーファンならご存知の通り。そこでアニメファンにわかりやすいよう、夏アニメの強さに換算してみましょう。 もちろんアニメには強さなんて指標は存在しません。どんなアニメも、人によっては面白さは見出だせるものですしね。しかし面白さは一旦置いておいて、SNSが普及しきった今どき、話題になるアニメというのは“強い”と感じられます。そこでアニメの強さの指標として、X(旧Twitter)公式アカウントのフォロワー数(64作品、7月19日時点)をランキング化し、FIFAランキングと比較しました。 つまりFIFAランキングで1位のアルゼンチンは『【推しの子】第2期』(828,970人)、2位のフランスは『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』(521,379人)といった具合です。 ちなみにこの理論でいくとFIFAランキング18位の日本は『天穂のサクナヒメ』(43,370人)となり、「おお、和風でなんかめでたい!」とテンションが上がるところなのですが、今回のパリ五輪には94位のニュージーランドや150位のドミニカ共和国のようなランキング下位国がかなり出場するため64本しかない夏アニメでは換算できないのです。 そこで今回は、FIFAランキングのほうは出場しない国については上詰め……つまり出場国中6番目の高ランクである日本は6位、というふうに変換していきます。この考えでいくと、我らが日本代表にあたるアニメは『しかのこのこのここしたんたん』(154,408人)でした。