「東海道五十三次」で知られる浮世絵師・歌川広重 美人画や花鳥図など抒情豊かな27点を展示 越前和紙の里美術館【福井】
福井テレビ
江戸時代後期に活躍した浮世絵師・歌川広重の魅力を感じてもらおうと、越前和紙の里美術館で企画展が開かれています。 歌川広重は「東海道五十三次」など数多くの風景画の名作を世に残していますが、美人画や花鳥図なども手掛けていました。会場には様々なジャンルの作品27点が展示されています。 「東都本郷月之光景」は、月夜に照らされながら歩く女性を描いた作品で、「ヒロシゲブルー」とも称される藍色で描かれた空に浮かぶ満月を仰ぎ、秋の風情を感じさせます。 また、サクラの花びらが浮かぶ桂川を船が下る様子を描いた作品など、叙情性豊かな作品が並んでいます。 3月17日までです。
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