【ソフトバンク】秋は”ビールかけ”の季節 優勝祝賀会・恒例行事の元祖はホークス? 4年ぶりのパリーグ優勝近づく
■近づく4年ぶりV 秋は”ビールかけ”の季節 9月12日時点で優勝マジックを「11」としているホークス。 【写真で見る】2017年リーグ優勝時のビールかけの様子 藤井、松本裕樹といった救援投手陣の相次ぐ離脱も影響したのか、少し足取りが重くなった時期もあったが、仙台での連勝でチーム状態は上向き。4年ぶり優勝が近づいてきている。 プロ野球の優勝といえば、直後に行われる祝賀会での“ビールかけ”。選手はもちろんファンも、選手が嬉しさを爆発させて大はしゃぎする光景をさぞ楽しみにしているだろう。 ■4年前のリーグVはコロナ禍 ホークスの最近のリーグ優勝は、4年前の2020年。コロナ禍のシーズンだった。 この年の祝勝会では、当然のことながら”ビールかけ”は無し。くす玉やクラッカーでささやかな「祝勝会」、というより「縮小会」にならざるを得なかった。 ■直近の”ビールかけ”は7年前 リーグ優勝に限定すると、直近では2017年。選手全員が背番号が記された赤いTシャツに身を包んだ。 2015年は黄色いTシャツ。それぞれ、その年の鷹の祭典カラーにちなんだ色だった。 ビールかけスタートの合図は、決まって選手会長。年によっては「まだまだまだ!」と一部のフライングを制止する場面もあった。 例えば2017年の場合、ビール3000本、コーラ480本、日本酒4斗樽が8つに一升瓶60本。これがおよそ30分で全て空っぽになるのだから凄まじい状況だ。 ■ダイエー時代には”炭酸水かけ”も 福岡移転後に初めて優勝したダイエー時代はというと、1999年、選手全員がやはり背番号付きの白いシャツを着用。言うまでもなく、ほとんどの選手が初めての体験だったわけで、要領も何もあったものではなかっただろう。 翌年2000年は類いまれな年。選手が掛け合ったのはビールではなく、なんと炭酸水だった。緑色のペットボトルに「優勝水」と書かれたラベル。 当時の親会社ダイエーの「ビールを商品として扱う以上、それを飲まずに掛けるなんて」そんな考えからだそうだが、これでは酔えない。今となっては不思議な思い出となっている。