「意見が違ったとしても…」 親欧米の大統領がロシア語で訴えた願い
欧州連合(EU)加盟を目指すモルドバの大統領選で、親米欧のサンドゥ大統領が再選を決めた。ただ、選挙への介入が指摘されるロシアの影が強まる中、国内の分断修復が急務となっている。 【写真】「祖国」失ったアルメニアを覆う喪失感 「子どもにどう説明すれば」 「私たちは異なる意見や言葉かもしれないが、皆が平和と相互理解、子供たちのまともな暮らしを望んでいる」 サンドゥ氏は親欧米の与党が政権を握る旧ソ連構成国のモルドバで3日に行われた大統領選の決選投票で再選。直後の記者会見で突然、ロシア語で話し始め、親ロシアの市民らに結束を呼びかけた。
朝日新聞社