“究極の主役”がついに登場... シボレー「コルベットC8」最大1220馬力の「ZORA」開発中!
シボレーは7月、「コルベット C8」最強モデルとなる「ZR-1」を発表したが、さらにその上をいく超高性能、「コルベット ZORA」(ゾーラ)市販型プロトタイプをカメラが捉えた。ゾーラには、ZR1の驚異的な5.5リットルV8 ツインターボエンジンと、E-Rayのフロントマウント電気モーター、1.1kWhバッテリーパックが組み合わされ、最高出力は1,220psを発揮すると予想されている。ZR1 ボディのテストミュールに「E-Ray」スタイルのスタッククーラーを搭載 【写真を見る】シボレー コルベット C8 ゾーラ開発車両のスパイショット ZR1新型は、5.5Lのツインターボチャージャー付きDOHCフラットプレーンクランクV8エンジン「LT7」を搭載し、最高出力1064psを発揮、史上最も高性能なC8となった。ただし、ZORAが登場するまでは。 ニュルで捉えた、ミシガン州登録のプロトタイプは、比較的カモフラージュも軽くディテールが見えている。どのトリムがカモフラージュラップの下に隠れているかを見分けるのは常に困難だが、変更点はラジエーターにある。よく見ると、ZR1ボディのテストミュールに「E-Ray」スタイルのスタッククーラーが使用されているのがわかる。 このタイプのラジエーターはZ06とZR1のラジエーターとは異なり、E-Rayにのみ搭載されている。おそらくバッテリーや電気モーターの冷却に使用されていると思われ、このプロトタイプには、ZR1のエンジンとE-Rayの電気パワー、つまり「ゾーラ」が組み合わされていると想定していいだろう。 もちろん、これは現時点では単なる推測だ。メーカーは常にさまざまなドライブトレインと冷却セットアップをテストしているので、シボレーが既存のパワートレインと、新たなラジエーターの組み合わせをテストしたり、カメラマンを惑わずために、ラジエーターを追加したりしている可能性もある。しかし現段階でゾーラであることが最も可能性が高いと考えられる。 注目のパワートレインだが、ZR1の驚異的な5.5L V8ツインターボエンジンと、E-Rayのフロントマウント電気モーター、1.1kWhバッテリーパックが組み合わされ、最高出力は1220psを発揮すると予想されている。
APOLLO