好調の元世界5位オスタペンコ 今季2勝目に王手「とても満足しているわ」<女子テニス>
アッパー・オーストリア・レディース・リンツ
女子テニスのアッパー・オーストリア・レディース・リンツ(オーストリア/リンツ、室内ハード、WTA500)は3日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)が世界ランク42位のA・パブリュチェンコワを6-2,6-3のストレートで破り、今シーズンツアー2度目の決勝進出を果たした。 【エレナ・オスタペンコ 選手詳細情報】 今季は開幕戦となったブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)で8強入りすると、アデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)ではC・ガルシア(フランス)やM・コスチュク(ウクライナ)、E・アレクサンドロワ、D・カサトキナらを破り優勝を飾った元世界ランク5位オスタペンコ。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では3回戦でV・アザレンカに屈したものの、今季はここまでマッチ11勝2敗と好調を維持している。 準決勝、オスタペンコは強烈なフォアハンドとサービスを武器に10本のサービスエースを量産。パブリュチェンコワに7度のブレークポイントを握られるなど苦戦したが、あと一歩のところで凌ぎ切り1度もブレークを許さなかった。 リターンゲームでは3度のブレークに成功し、1時間13分で今シーズン2勝目に王手をかけた。 女子テニス協会のWTA公式サイトにはオスタペンコのコメントが掲載されている。 「私のサーブにはとても満足しているわ。タフな試合になることは予想していたし、難しい試合になることは分かっていた。パブリュチェンコワは素晴らしい選手で、最近も素晴しいテニスをしていたからね」 シングルスツアー通算8勝目のかかる決勝では第2シードのアレクサンドロワと対戦する。アレクサンドロワは準決勝で第3シードのD・ヴェキッチ(クロアチア)をフルセットで下しての勝ち上がり。