いっぱい読んで、多彩「本の福袋」 山形市立図書館
山形市立図書館本館で、市内の小中高生らが選書した「本の福袋」の貸し出しが行われている。子どもから大人向けまで多様な福袋がそろい、今年の「読書始め」としての利用を提案している。 5年目を迎えた新春企画。計7校の児童生徒や図書館職員がお薦めの本を考え、1袋につき2~3冊を入れている。「正月に読みたいファンタジー小説」「歴史・芸術への理解を深める正月」など、さまざまなテーマに沿った福袋が並ぶ。 家族で訪れた山形西小1年の東海林美侑(みゆ)さん(7)は「借りた本を早速読みたい」と笑顔。自身が通う山形西小も今回の企画に参加しており、同小による福袋を見つけると、「誰が選んだのかな」と興味津々の様子だった。 提供数は約100袋で、なくなり次第終了となる。