冷静に差し込んだ吉田凌太朗が混戦を制してV/ボートレースびわこ
ボートレースびわこの「近江牛専門店松喜屋牛王杯」は21日が最終日。晴れ間が広がる穏やかな水面だったが、優勝戦が始まる直前に風が強まり、4mの追い風の中でレースが行われた。 スタート展示では6枠の藤山翔大がインコースを奪い、会場がどよめく展開に。本番では石川真二がインを守って、藤山は2コースへ。藤原啓史朗がカドに構え、16カド2345の並びになった。 スリットでは石川真がトップスタートを決めて先制したが、1マークは吉田凌太朗が冷静に差し抜け。バックでは石川真と並走状態になったが、続く2マークを先に回った吉田凌に軍配が上がった。2番手には石川真、3番手には杉山裕也が続き、3連単3-1-5で決着。配当は7,490円(32番人気)で決着した。 吉田凌は通算10回目、今年3度目の優勝。GI初優勝を果たした弟・吉田裕平に負けじと、弾みをつけるVとなった。
マクール