パリ五輪バスケ代表の壮行イベント開催 女子は米国、男子はドイツへの雪辱誓う
パリ五輪に出場するバスケットボール男女日本代表の壮行イベントが28日、東京都内で開かれ、銀メダルを獲得した2021年東京五輪で主将を務めた女子の高田真希(デンソー)は1次リーグ初戦で激突する五輪7連覇中の米国戦に向け、「みなさん注目していると思うので、しっかりリベンジしたい」と東京五輪決勝の雪辱を誓った。 女子は五輪代表12人が決定しており、全員が五輪経験者。3大会連続で代表入りした宮沢夕貴(富士通)は「出たときにしっかり自分の仕事をしたい」と意気込んだ。 男子は八村塁(レーカーズ)ら代表候補16人が7月の強化試合2試合を経て、12人に絞られる予定。初の五輪を目指す河村勇輝(横浜BC)は「日本のバスケのすばらしさを世界中に伝えるいい機会」と闘志を燃やした。米ネブラスカ大を卒業した富永啓生は昨年のワールドカップ(W杯)で敗れたW杯優勝国ドイツとの1次リーグ初戦に向け、「初戦に勝利するのが一番大事。リベンジする気持ちが強い」と力をこめた。