温かい食事を避難所に…福岡市が新プロジェクト始動 速やかに被災者へ 大規模災害時を想定し企業などと連携
テレビ西日本
大規模災害が起きた時に避難所で課題となるのが被災者への食事の提供です。 福岡市は速やかに「温かい食事」を提供するため、新たにプロジェクトを始動させました。
福岡市役所に9日、集まったのはキッチンカーを展開したり食材を取り扱ったりしている11の企業・団体の担当者です。 福岡市は地震や大雨など大規模災害が発生した際、避難所に身を寄せている被災者により早く「温かい食事」を提供するためのプロジェクトを始動させ、初めての会議を開催しました。 会議では、市が想定する食事提供のイメージに対し、各機関から疑問や要望があがり、十分な態勢の構築に向けて活発な議論が交わされました。
◆福岡市 高島宗一郎市長 「政令市が災害における動きに対し良いロールモデルを作っていくことが日本全体としての防災力向上・アップデートにスピード感をつけることができる。力を合わせて構築できれば良いと思う」 市は「各機関の強みを生かして、災害時に迅速に対応できるよう連携していきたい」としています。
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