「ガソリンスタンド」閉店相次ぐ…店舗数はピーク時の半分以下に 背景にガソリン需要減・後継者不足・地下タンク更新費用… 車社会の地域で「復活」した店舗も
全国で今、ガソリンスタンドの閉店が相次いでいて、車社会の山陰地方でもガソリンスタンドの数は減少し続けています。 そんな中、鳥取県米子市で、一度は閉店したスタンドが復活オープンしました。一体なぜ、復活することができたのでしょうか。 【写真を見る】「ガソリンスタンド」閉店相次ぐ…店舗数はピーク時の半分以下に 背景にガソリン需要減・後継者不足・地下タンク更新費用… 車社会の地域で「復活」した店舗も 「本当に綺麗になって、リニューアルして店が再開できたことは、本当に嬉しい」 今年8月に復活オープンした米子市内のガソリンスタンドを訪れた1人の男性。 斎木瑞穂さん・66歳。このスタンドの元オーナーです。 元オーナー 斎木瑞穂さん 「懐かしいです。懐かしいというか、本当に自分の子どもみたいなもの」 米子市と南部町を結ぶ県道に位置する「成実石油」。 1970年に創業し、1999年には鳥取県内で初となるセルフサービスでガソリン販売を始めると、従来のフルサービスよりも低価格とあって人気を集めました。 当時の斎木オーナーの若々しさもさることながら… レギュラーガソリンの価格は、なんと、1リットルあたり88円! 今と比べるとおよそ半額…時代の流れを感じます。 2022年3月に閉店しましたが、このほど復活した新生「成実石油」は当時のサービスを踏襲。セルフ・フルサービスのハイブリッドで、高齢者でも使いやすい配慮が施されています。 客は 「便利が良かったけど、なくなってしまって。ここできてまた昔に帰った感じ」 客は 「うちも農家ですし、農作業機器ってガソリンだったり軽油だったり使うので、近くにないと困るので、ここは再開してもらって非常に助かっている」 ニーズはあるのに、なぜ一度、閉店に追い込まれたのでしょうか。 元オーナー 斎木瑞穂さん 「施設全体の老朽化と後継者の問題もありましたので、苦渋の決断で閉めさせていただいた」 今、全国で相次いでいるのがガソリンスタンドの閉店です。 毎年500か所以上のガソリンスタンドが姿を消していて、その数は、ピーク時の半分以下になってしまいました。 世界的な脱炭素の動きによるガソリン需要の減少や、後継者不足が背景あるとに考えられています。そして。
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