“競輪グランプリ”へ向けた大一番 初出場狙う窓場千加頼は腕ぶす「開き直って走ります」/競輪祭
小倉競輪のナイター「朝日新聞社杯競輪祭・第2回競輪祭女子王座戦(GI)」は22日、4日目を開催。6Rの二次予選Bを走った窓場千加頼に話を聞いた。 先手を奪った太田海也を狙い済ました一撃で飲み込むと、番手の三谷竜生とワンツー決着。遅まきながら3走目にして今シリーズ初白星を挙げた。「竜生さんと決まってよかったし、自分自身も良くなっていますね」。二次予選Bは2着までしか準決へと勝ち上がれない狭き門とあって、両者での勝ち上がりに納得した。 二次予選Bはこれまでの2走を踏まえて、更なる上積みを目指し荒療治に打ってでた。「ここまでの2走で使ったものとは違うフレームを使いました。オールスターのときに使っていたもので普通に自転車が出ましたね。練習の粘り脚が出ました」と犠牲を顧みず、思い切った。 3日目を終えた時点でランキング12位におり、年末のKEIRINグランプリ2024の出場権をかけた賞金レースの真っただ中にいるが、この日の1着で3日目に途中欠場した吉田拓矢を抜き11位に浮上した。「二次予選も開き直れたし、このあともいい意味で開き直って走ります。(グランプリへ乗るには)決勝がスタートラインになるし、準決もしっかり」と真価を問われる準決へ向けて気持ちを入れ直した。(netkeirin特派員)