「むちゃやったな」石破首相の早期解散表明を批判 亀井静香氏 広島5区の立憲民主党現職の集会に出席
15日公示、27日投開票が見込まれる衆院選を控え、元金融担当相の亀井静香氏(87)が6日、地元の広島県北入りし広島5区の立憲民主党現職の国政報告会に出席した。旧知の石破茂首相のかじ取りや与党の政策を「亀井節」で批判した。 【一覧】自民、裏金議員の非公認12人は誰? 郷里の庄原市と、隣の三次市を巡回。石破首相と「こないだいろいろ話した」といい、早期の解散・総選挙を表明したことに「むちゃやったな。総理になって、まだやることはない」と経済対策などの優先を強調した。 かつて所属した与党の自民党に対しては「落ち目の三度がさ。みんなの党じゃなくなった」と指摘。庄原での集会後、報道陣に「ひょっとしたら政権を失う。政策が国民全体から支持されていない」と述べた。両会場では郷愁を込めつつ歌声も披露した。同日夕は尾道市での集会に参加した。 衆院選広島5区にはほかに、自民党比例代表中国ブロック現職と共産党新人が立候補を予定している。
中国新聞社