衆院3補選のみどころを徹底解説!政権への影響は?【5分で分かる】
各政党が力比べ?政党の勢いをはかる東京15区
東京15区では、NHKから国民を守る党の福永活也氏、無所属の乙武洋匡氏、参政党の吉川里奈氏、無所属の秋元司氏、日本維新の会の金澤結衣氏、つばさの党の根本良輔氏、立憲民主党の酒井菜摘氏、日本保守党の飯山陽氏、無所属の須藤元気氏の9名が立候補を表明しています。 米重氏 「一応申し上げておきますけれども、なんか我々が乙武さんの選挙に関わってるんじゃないかって憶測があるようですが、そういう事実はありません。その部分は明確に申し上げておいた上で、コメントをさせていただきたいなと思います」 立候補者が非常に多く、さまざまな政党から立候補者が出ている東京15区について、米重氏は「各政党がある意味力比べをするような状況」と解説。 立憲や維新以外の新興政党や政治団体も積極的に候補者を擁立し、著名人やタレント活動をしている候補者も含めて、非常に大きな争いになっています。 米重氏は「それぞれの得票数が、今後の解散総選挙や次の国政選挙の勢いを占う点が、非常に注目されるポイントだ」とコメントしました。 先週末に、区内を回ってポスターや街宣活動の状況を確認したと話す米重氏に、各候補者の印象や注目ポイントを伺うと…… 元区議で前回の区長選にも出馬していた立憲民主党の酒井氏は、日本共産党も支援を表明し、野党共闘に近い枠組みができている点がポイント。酒井氏は、政治とカネの問題を批判するクリーンな政治をアピールしています。「野党支持層を核にしつつ、無党派層を含む政権批判票をいかに固めていくのかが、基本戦略になっていきそう」と米重氏はコメントしました。 日本維新の会の金澤氏は、先週の日曜日に、大阪の吉村知事が応援に入り、100人前後の会衆が集まっていました。前回の総選挙でも維新でこの選挙区から出馬し、とても活動量が多い金澤氏。「維新の会の支持層を固めて、さらにそれ以外の政党支持層や無党派層も取り込めるかどうかというのは試金石になる」と米重氏はコメントしました。