フィス、ミケルセンら今季躍動した20歳以下の若手選手8名がジェッダに集結!【12月18日からの大会予定】<SMASH>
12月18~22日に、「ネクストジェンATPファイナルズ」がサウジアラビア・ジェッダで開催される。 【画像】ネクストジェンに出場のフィス、ミケルセンらが奮闘した2024ジャパンOP準々決勝! この大会はシーズンを通して優秀な成績を収めた男子20歳以下の8名による最終戦で、今年はジャパン・オープンで優勝したアルテュール・フィス、同大会で予選を突破してベスト8入りしたアレックス・ミケルセンの他、ATPアワードの「ニューカマー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したヤクブ・メンシク、「Nitto ATPファイナルズ」でトップ選手のヒッティングパートナーを務めたニシェシュ・バサバレディら、注目の若手が名を連ねる。 試合は4名ずつが2グループに分かれて総当たり戦を実施し、各グループ上位2名・計4名が決勝トーナメントに出場できる。なお、公式戦だが優勝してもランキングポイントは付かない。 出場選手とグループ分けは以下の通り。 【ブルー・グループ】 ●アルテュール・フィス(フランス/20位/20歳) 今季はハンブルク(ATP500)と東京(ATP500)で優勝し、ランキングはキャリアハイの20位をマーク。昨年のネクストジェンで準優勝だった雪辱を果たせるか。 ●ヤクブ・メンシク(チェコ/48位/19歳) 2月のドーハ(ATP250)でアンディ・マリーやアンドレイ・ルブレフらを破って決勝進出。将来有望な才能と目を見張るような成長ぶりが評価され、ATPアワードのニューカマー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。 ●ラーナー・ティエン(アメリカ/122位/19歳) 今季はチャレンジャー(下部大会)3大会とITF4大会でタイトルを獲得。8月のウィンストンセーラム(ATP250)では予選を突破してツアー初出場を果たし、準々決勝に進出した。 ●ジョアン・フォンセカ(ブラジル/145位/18歳) リオ・オープン(ATP500)の会場から10分の場所で育ち、23年の同大会でツアーデビュー。今年の同大会ではツアー初勝利を挙げて8強入りを決めた。今季730位でスタートさせたランキングを145位までジャンプアップ。 【レッド・グループ】 ●アレックス・ミケルセン(アメリカ/41位/20歳) 今季2つのATPツアーで決勝進出を果たし、ランキングは目標の50位を切って41位をマーク。「今年はすごく成長できたと思う」と振り返っている。 ●シャン・ジェンチャン(中国/51位/19歳) 中国人期待の若手。今年9月の成都(ATP250)でツアー初優勝を飾り、ATP史上2人目の地元での中国人チャンピオンとなった。 ●ルカ・バン・アッシュ(フランス/128位/20歳) 選手活動をしながらパリ・ドーフィンヌ大学で数学を学んでいる。今年の全豪では自身初となる四大大会3回戦進出を果たした。昨年のネクストジェンではフィスに敗れてベスト4。 ●ニシェシュ・バサバレディ(アメリカ/139位/19歳) 今季はチャレンジャー大会で優勝2回、準優勝4回を記録。「Nitto ATPファイナルズ」ではトップ選手のヒッティングパートナーを務めた。高いポテンシャルに注目する関係者も多い。 構成●スマッシュ編集部