辻陽太がジャック・ペリーとの東京ドーム決戦に向け「これは新日本とAEW、将来的にどっちが大きくなるかの勝負」
ペリー「ベルトだけではなく、お前の魂、そして全てを奪ってやる」
新日本プロレスは、2025年1月4日(土)『JR東海 推し旅 Presents WRESTLE KINGDOM 19』と1月5日(日)『JR東海 推し旅 Presents WRESTLE DYNASTY』の東京ドーム2連戦を控え、前日会見を東京・ベルサール飯田橋ファーストで開催した。注目のスペシャルシングルマッチ、辻陽太対ジャック・ペリーの対戦に向け、両者が意気込みを語った。 1.5東京ドーム大会全対戦カード ■ジャック・ペリーのコメント 「去年、日本に来た時は、自分自身を再構築する時間になっていた。当時は自分自身が、クソでできた山の奥深くに埋められてしまっているような気分だった。そこからしっかりと這い出し、自分自身を証明する日々が始まり、その後はずっと素晴らしいキャリアを築けていたと思う。いい日々を過ごしてきたけれども、それも一旦終わり。そしてトーキョードームで、自分自身の夢を叶えることになる。あの大舞台でリングに上がる。ツジ、スティーブ・ジョブズみたいな格好をして、大人気でいいね。しかし、『WRESTLE DYNASTY』では、俺がお前を倒す。お前がもしタイトルを持っているのだったら、そのタイトルも奪う。そのタイトル、ベルトだけではなく、お前の魂、そして全てを奪ってやる。」 ペリーは、過去の苦難を振り返りつつ、辻への挑戦と東京ドームでの目標達成に向けた強い決意を示した。 ■辻陽太のコメント 「少しね、彼に合わせてちょっとお色直ししてきました。まず最初にここで言っておきたいのが、ジャック・ペリーは、AEWからのSOS、オカダ・カズチカからのSOS、そういうふうにいくつかのインタビューで語らせてもらいました。実際、中指を立てて、股間を蹴ってるだけのレスラーに成り下がったと、俺がいろんなところで言った結果、その言葉はオカダ・カズチカにしっかり届いたんだなと思ってます。 実際、俺が煽ってからのオカダ・カズチカの闘いぶり、結果っていうのは素晴らしいものだと思っています。まぁこれでオカダ・カズチカが、いつ日本に来てもか恥ずかしくない状況ができたんですけれども、正直言うと、そのことよりも彼(ジャック・ペリー)のインタビューを見た時に、俺はとても彼に興味が湧きました。 彼は言ってたんですよ。『辻は心のままに闘っている』と。まさにその通りで、彼はもの凄い人を見る目を持ってるんだなと思いました。その瞬間に、俺は彼と闘うのがとても楽しみになった。そして、俺自身、ちょっと前の彼は、俺と同じような立場にいた人間だと思うんです。そこからいろいろあって、今の立場にいると思うんですけれども、俺と彼はこれから団体を背負っていくという意味では似たような立ち位置にいます。 彼自身もそのことはわかっていると思っています。彼が今後どういう活躍するかで、AEWがどう動くか?それは彼にかかっていると思いますし、新日本も同じだと思っています。こう言ったら少し大げさかもしれませんが、これは新日本とAEW、将来的にどっちが大きくなるかの勝負だとも思っています。それはやっぱりベルトを懸けて闘いたいですよね。だからまず1.4でフィンレーに勝って、IWGP GLOBALのベルトを懸けて、彼と闘いたい。そしてその上で、しっかりと彼を倒したいと思います。よろしくね。」 辻は、ペリーとの対戦を団体間の未来を占う重要な一戦と捉え、自らの闘志を語った。IWGP GLOBAL王座の防衛を果たし、ベルトを懸けた戦いに持ち込む決意を見せた。 新日本とAEWの未来を象徴する若き両雄が、どのような激闘を繰り広げるのか。東京ドームでのスペシャルシングルマッチに注目が集まる。 『JR東海 推し旅 Presents WRESTLE DYNASTY』 日時:2025年1月5日(日)11:00開場 13:00試合開始 ※第0試合は12:00開始 会場:東京・東京ドーム ▼第8試合 60分1本勝負 IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 <第4代チャンピオン> 辻 陽太 ※初防衛戦 vs <チャレンジャー> ジャック・ペリー <写真提供:新日本プロレス>
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