2日前に35歳の誕生日を迎えた錦織がシャポバロフに快勝で新シーズンをスタート [香港オープン/テニス]
2日前に35歳の誕生日を迎えた錦織がシャポバロフに快勝で新シーズンをスタート [香港オープン/テニス]
2025年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「中国銀行香港テニス・オープン」(ATP250/中国・香港/12月30日~1月5日/賞金総額76万6290ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)がデニス・シャポバロフ(カナダ)を6-2 6-3で退け新シーズンをスタートした。 ~中国銀行香港テニス・オープンで初戦を突破した元世界4位の錦織選手~ 立ち上がりに3ゲームを連取して好スタートを切った錦織は第1セット4-2から5ゲームを連取し、最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして58分で快勝した。 2日前に35歳の誕生日を迎えた錦織は、ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り同大会に初めて出場。錦織がツアー大会でプレーするのは、初戦敗退に終わった昨年10月のウィーン(ATP500/室内ハードコート)以来となる。 この結果で錦織は、シャポバロフとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。直近では2018年8月にワシントンDC(ATP500/ハードコート)の3回戦で顔を合わせ、錦織が7-6(1) 6-3で勝っていた。 前シーズンの錦織はパリ五輪(フランス・パリ/クレーコート)とデビスカップを含む14大会でプレーし、11月のヘルシンキ(チャレンジャー125/室内ハードコート)でタイトルを獲得するなど20勝11敗の戦績を残してスタート時に350位以下だったATPランキングを107位(11月25日付)まで上げてATPアワードでカムバック選手賞にノミネートされた。 錦織は次のラウンドで、第3シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。
テニスマガジン編集部