遠藤航、日本サッカー史上最高位へ リバプールの中心となりELベスト8進出
ヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント1回戦に進出した16チームのなかに日本人選手は4人いた。三笘薫(ブライトン)、堂安律(フライブルク)、守田英正(スポルティング)、遠藤航(リバプール)。 【画像】リバプールほか注目クラブ最新フォーメーション (冬更新) チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦出場チームでは、久保建英(レアル・ソシエダ)、冨安健洋(アーセナル)、鎌田大地(ラツィオ)の3人で、EL、CL合わせて日本人選手は7人となる。 ELに先駆けて行なわれたCLではレアル・ソシエダとラツィオが敗退。日本人選手が所属するクラブのなかで勝ち抜けを決めたのは、ポルトにからくもPK勝ちしたアーセナルのみとなった。とはいえ冨安は故障でその試合に出場していない。この先、出場するチャンスがあるのか、なんとも言えない情勢だ。 ELの決勝トーナメント1回戦第2戦、8試合は以下のような結果となった。 スラビア・プラハ1-3ミラン(合計スコア3-7でミランの勝ち)ウェストハム5-0フライブルク〇(合計スコア5-1でウェストハムの勝ち)ビジャレアル3-1マルセイユ(合計スコア3-5でマルセイユの勝ち)レンジャーズ0-1ベンフィカ(合計スコア2-3でベンフィカの勝ち)レバークーゼン3-2カラバフ(合計スコア5-4でレバークーゼンの勝ち)アタランタ2-1スポルティング〇(合計スコア3-2でアタランタの勝ち)○ブライトン1-0ローマ(合計スコア1-4でローマの勝ち)○リバプール6-1スパルタ・プラハ(合計スコア11-2でリバプールの勝ち)(○は日本人選手が所属するチーム) フライブルク、スポルティング、ブライトンは敗退。日本人選手で残っているのはCL、ELで各ひとりとなった。冨安と遠藤の2人だが、前者はアジアカップ後、筋肉系のトラブルで戦列を離れた状態にある。チームのベスト8入りに貢献した選手は遠藤ひとりになる。 日本人選手が出場したのは2試合だけだった。出場できなかったのは腰のケガで今季絶望と伝えられているブライトンの三笘だけではなかった。12時間前に発表された日本代表招集メンバーのなかにしっかり名前が載っていた守田もメンバー外だった。日本サッカー協会とスポルティングとは十分な意思疎通が図られているのか。疑念が深まる案件でもあった。