行列のできる「かき氷」店が真夏に店を閉めたワケ 「一年中やっているかき氷屋」パイオニア的存在として奮闘
結果的には、鵠沼の店で営業しているときよりもたくさんの人に、夏の思い出に残るかき氷を提供できたと思います。 特に小さなお子さんを連れた家族連れが多かったので、いつかその子たちが大人になったとき、「夏にデパートで、家族みんなでおいしいかき氷を食べたよね」と思い出してくれたら、私にとってはとてもうれしいことです。 この催事は、地元の人たちが足を運んでくださる夏のイベントとして定着し、建物の改装で催事場が閉鎖になる2022年まで続きました。
終わってしまったのは残念ですが、いまは東京・町田にある別のデパートで、新たな夏のイベントとして定着しつつあります。 次の記事→ 「かき氷も日本料理のうち」老舗店が追求する潔さ
石附 浩太郎 :かき氷店「埜庵」店主